豊田市の木の家工務店「この中古住宅はリノベーションができる?中古物件購入に大事なポイント」
以前のブログにて「新築?中古購入?リノベーション?メリットとデメリット」と題して記事を載せましたが、現在中古物件への注目が集まっています。新築住宅の市場では建築件数が約25年の間に1996年の過去最高水準から半分近くまで減少しています。その大きな理由として土地(住宅用地)の高騰と新築住宅(建物)の性能の向上(省エネ)や材料の価格上昇による住宅建築費の高騰です。
それに比べ、中古となった住宅のストック数は増える一方です。1993年には4,588万戸だった住宅ストック数は、2018年には6,241万戸にまで増えています。
なぜ新築住宅に比べ中古住宅が現在注目され、好まれるようになったのか。それには理由があります。
理由1.新築住宅より物件価格が安い
理由2.供給数が多く、立地条件が良いなどの選択肢が多い
理由3.眺望や日照、通風など「実物」を確かめてから購入できる
理由4.「リノベーション」市場の発展により“自分らしい暮らし”の実現度が高まる
ただ、中古住宅を購入することに抵抗がある人も多いと思います。そこで中古住宅、中古物件購入の大事なチェックポイントをお伝えします。
【中古住宅購入に大事なポイント】 リフォーム・リノベーション前の中古住宅の場合
1.建築年により耐震性を把握
・2000年築以降なら新耐震をさらに強化した基準を満たす
・1982年築以降は新耐震基準を満たす
・1981年築以前(旧耐震基準)は要確認
さらに断熱性能と耐震性能を向上させる「性能向上リノベーション」も近年、注目を集めています。冬は暖かく、夏は涼しく、健康的で快適に暮らしながら地震に備えた安心・安全な住まいになることはもちろん、省エネルギーな家は地球環境にも優しい住まいとなります。
2.間取り・空間造りの確認
中古住宅では部屋が小さく仕切れている間取りが多いです。それをリノベーションして間仕切り壁を取り、現代の生活様式にあった大空間を作れる住宅なのかの確認が必要です。間取り等の大幅変更には現在の柱、梁、筋交いの位置によって変更できない場合もあります。基本的には工務店や建築士など専門家に図面を見てもらったり、現地物件を確認してもらう事をお勧めします。
3.できるリフォームとできないリフォームの確認
どうしても抜けない柱や梁があるから、浴室を広くしてユニットバスを入れることができないとか、エアコンを付けたいけど、付けれる壁がないなどといったことがあります。キッチンやバス、洗面台などの位置の変更には給排水管の移動が伴います。床下でどのような配管がされているかにより、水廻りの位置変更ができない場合もあります。2,間取り…と同じように専門家に相談し、自分達がやりたい間取りのリノベーション・リフォームが可能なのかの確認が必要です。
現在売買されている中古物件や中古住宅は、すぐに使用できるようにリフォームやリノベーションされている物件の方が多いと思います。しかし、物件によっては現在居住中やリフォーム前の状態をそのまま売りに出している場合もありますので、お近くの不動産会社や工務店にご相談いただき、一緒に探してもらう事も一つの方法です。立地場所や金額、築年数だけではなく、どのような間取りにしたいのかこだわりたい事、どのような暮らしをしたい等、詳しい要件を伝えておくことによってスムーズに進むことと思います。
参照:中古住宅のミカタ
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