スキップフロアのある木の家 新築住宅進捗の様子2 in岡崎市 ~小さな工務店の家づくり~
岡崎市北部の『スキップフロアのある木の家』を建築中です。現在は設備機器取付で水道工事、電気工事、外構工事が進行しお家づくりの佳境を迎えています。
今回は建前からの様子をレポートいたします。
屋根工事では合板に防水のためアスファルトルーフィング(原紙にアスファルトを含浸させた製品をアスファルトフェルトといいます。このアスファルトフェルトの両面にアスファルトを被覆し、表裏面に鉱物質粉粒を圧着したものがアスファルトルーフィングです。)を敷き、屋根材を施工します。この物件の屋根はブラックのガルバニウム鋼板で仕上げました。
吹抜け部分の様子です。屋根部分には高性能フェノールフォーム断熱材(熱的にも化学的にも安定したフェノール樹脂と非フロンガスを採用しており断熱性能の経年劣化も少ない優れた断熱材)、壁部分には耐力下地材を施工し、梁と梁をつなぐ火打材がよく見えます。2階の金具は天井を作るため完成時見えなくなりますが、木の1階火打ち材は完成時見えた状態になります。
壁面にも断熱材が施工された様子です。柱と間柱の間に隙間なく入れていきます。
サッシはYKKapの高性能樹脂サッシAPW330を採用しています。樹脂窓はアルミに比べ熱を伝えにくく、冬でも室内と窓辺に温度差が生じにくくサッシが結露しにくいことが特徴です。
床張り作業の様子です。床材はウッドワンの無垢フローリング「ピノアース」です。ニュージーランドパインの無垢フロアーは温かみがあり、熱を伝えにくく、冬では日中の暖かい空気を溜め込み素足でも冷たく感じません。都築建設で建築した家はナチュラル色が多いですがクラフト仕上げのミディアムブラウン色です。自然の風合いで濃淡があるため、大工さんは色味を見ながら張る順番にフロアー材を並べている所です。このような職人さんの気遣いが素敵な家へと繋がるのだとつくづく思います。感謝です。
床材下の銀色のマットは床暖房です。ガス温水式床暖房のリンナイ「床ホットE」は電気とガスのハイブリット給湯器エコワンと組み合わせることによって給湯コストと床暖房コストをダブルで削減することができ、とてもおトクです。
ユニットバスの据え付ける前です。こちらの写真はなかなか見ることのできない浴槽の裏側です。断熱材20~40ミリでこのようになっています。こちらはパナソニックのオフローラですが、お風呂の断熱には各メーカーそれぞれに特徴があります。
ユニットバスの組付け職人さんがしっかり養生してくれましたので、きれいな姿は完成写真でご覧ください。
外壁工事の様子です。上はニチハの防火サイディング、クレミナウォール調の横張りです。下はイルミオCOOLの目地をデザインとして取り入りれたウマ張りを採用しました。足場を解体して正面が見えるのが楽しみです。
リモコン類が集約されるリビング壁の電気配線はこんなにたくさんになります。ここにはインターホン、給湯器、床暖房のコントロールパネル、照明のスイッチが取り付けられます。
リビング・ダイニングの壁下地(石膏ボード)張りが完了しました。空間の広さが分かるようになりました。今後の仕上げでどのようになっているのか楽しみです。
天井下地の石膏ボードにはダウンライト用の穴を電気屋さんが空けたところです。また、白い部分は内装のクロスを張るためパテにより下地処理をしてあります。
吹抜け部分のクロスが張り終わりました。天井、壁共ホワイトに統一されとても広い空間に感じられます。この後にはシステムキッチン、洗面、トイレなどの住宅設備機器が組付けられ、テレビ台、玄関収納などの家具やカウンターの取付、玄関タイルなどの左官工事、電気工事では照明器具の取付、接続、設備工事の給排水の接続、クリーニング、外構工事が行われます。
次回は完成の様子をお届けします。岡崎市注文住宅「スキップフロアのある木の家」の最終章です。
地鎮祭の様子↓
進捗の様子1↓
完成の様子(事例と声)
インスタグラムやフェイスブックにて今後の工事の様子をストーリーなどで公開していきます。お楽しみに。
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