コラム　「新築住宅を建てたい人へ【土地探し】自分達で探す?どこかに頼む？」

4月も半ばがすぎました。少し大きな制服や体操服を着た学生さんを見かけると新しい生活が始まったのだなと感じます。

この時期多いのが土地探しの相談です。なかなか気に入る土地が見つからなくてと相談を受けます。

土地はタイミングがとても大事で、この時期だから良い条件の売地が出るよとはいきません。２年３年と土地探しをしている方もいます。

そこで『新築住宅を建てたい人へ【土地探し】自分達で探す?どこかに頼む？』をテーマにマイホームを手に入れる第一歩である土地探しの仕方を考えていきます。

＊土地探しの最重要2点

①予算の算定　

・注文住宅　土地代+建物（その他外構等）代でいくらまでＯＫなのか

・建売住宅　代金に土地代と建物代が含まれています

ローンでいくら借りることができるかを知っておくことも大事です。

まずは現在のアパート等の賃料を基準に考えてみましょう。

②希望地域の決定　小・中学区や近くの商業施設・公共施設・病院などの周辺施設　

◆ライフイベントによる環境の変化も視野に入れる

土地は長期的に考えておいた方が賢明です。

現在の住みよさだけでなく１０年後２０年後さらに長いスパンも視野に入れて考えてみて下さい。

例えばご結婚されて、土地探しをし始めたご夫婦ならば

第一子誕生

幼稚園・保育園・こども園等に入園

小学校入学・中学校入学

高校入学等

ご両親の同居

転職や異動による勤務場所の変化　

老後　　などなど

◆条件に優先順位を決める

通勤、通学に便利（〇〇駅）
買い物に便利
公園や緑が近くにある
治安がいい
広い庭がほしい
日当たりを重視したい
夫婦の実家から近い
病院が近い
ペット用の動物病院が近い
駐車スペースは複数台ほしい
子育て支援が手厚い自治体

【土地の探し方】

A.自分で探す

① インターネットで色々なサイトから探す

② チラシや広告、人の紹介、歩いて空地・空き家を見つける

B.頼んで探してもらう

③ 不動産会社に依頼して探す

④ 工務店、ハウスメーカーに依頼して探す

もちろん、①～④を同時進行で行うことをが一番早くご希望に合う土地を探すことができるかもしれません。

④の建築会社に依頼する場合はある程度その会社の特徴や施工例を確認し、この会社で建てたい、建ててもいいという気持ちが必要だと思います。土地探しと共に工務店・ハウスメーカー決めも同時進行していくといいでしょう。

◆まとめ◆

地域の選定で大事なことは小さな範囲に絞りすぎない事です。また長期的に考え、〇〇年後の家族を想像し土地を選定しましょう。

色々な土地の探し方がありますが、どれが正解ということはありません。以前のお客様に、ご夫婦で探していたがなかなかいい所が見つからず、それを見かねたご両親がお父さんの土地に建ててもいいよと言ってくれたという例もあります。ご家族にご相談することもお忘れなく。ご親族、ご近所さんからいい情報をいただけるかもしれません。

そして必ず自分で現地を見に行ってみて下さい。朝、昼、晩と通ってみてください。交通量や子供の通学路、ゴミの集積所などなど違う事が見えてきます。

都築建設でも土地相談承ります。この土地が気に入って買おうか迷っているのですが「土地調査をしてほしい」というご依頼もあります。

建築基準法や条例などや上下水道等インフラなどお調べして、どのような建物が建ち、敷地計画をご提案いたします。

また、住宅取得の支援や給付金として「地域型住宅グリーン化事業」「こどもエコすまい支援事業」などがあります。期間が短いものもありますので、詳細を調べることをおすすめします。ご連絡いただければ説明いたします。

豊田市木の家工務店「都築建設」では月に一度おうち相談会を開催しています。新築住宅を建てたいが分からないことが分からない方でも、リフォームやリノベーションのご相談も承ります。新着情報をご覧ください。

こどもエコすまい支援事業　こちらから