新築住宅アフターサービス 10年点検
先日新築で建てられたお客様の住宅(豊田市)へ10年点検に行ってきました。
この住宅は漆喰塗りの壁、無垢のひのきのフロアーを使用し、広い土間のある「雨楽な家」です。
大雨の中家族3人で待っていてくださいました。同じぐらい子供がいることもあり、まずお子様の成長にびっくりしました。
雨降りでしたので室内から点検し、床下点検、外部の点検を順に行いました。
室内では見えている梁と火打ち材、梁と梁のボルトを締めたり、給排水の水漏れはないか、床や壁、天井などの仕上げに亀裂がないかなど見ていきました。お客様も一緒に点検カ所を確認したり、家の中を歩きながら、気になっていることや見てもらいたい場所などもお聞きしました。お客様からのご質問から2つほどご紹介します。
Q1.火災報知器が以前に誤作動して機械自体から電池を取ってしまっていました。どうすればよいですか?
A1.10年前の製品なのでホコリが溜り熱がこもって誤作動してしまっていたようです。電池交換ではなく製品を取り替えた方が誤作動などがないと思われるので、新規でご購入されて取り付けることをお勧めしました。
Q2 .無垢の木の窓台に雨が当たってしまい、こすったら粉が出たり、一枚剥がれてしまったけど、メンテナンスはどうすればいいですか?
A2.まず紙やすりなどで表面を削り、きれいに粉を取ってから床に塗る自然塗油を塗ってください。2回ほど塗ると水を弾くようになります。
床下点検では配管の水漏れはないか?白ありの通った後に作る蟻道はないか?などを点検しました。その後、外壁や軒天、ベランダなど目視にて点検させていただきました。
お客様ご夫婦とは点検の合間合間で建築当時の想い出話をしたり、近況を報告したりしながら約1時間半、有意義な時間を過ごさせていただきました。点検を行うのに伴いお片付け、お掃除していただきありがとうございました。建築から10年が経ち、床や梁・柱など木部はあめ色(白っぽさから黄オレンジ色)に変化しアジが出てきましたが、漆喰は当時のまま真っ白でとても丁寧にお使いいただいているのが分かり、私達も嬉しく思いました。また新築時にお子様が小原和紙で作ったお家とパワーショベル(ユンボ)の絵が玄関収納の棚上にかざられていたのがとても可愛らしくうれしかったです。
都築建設では施工エリアを事務所がある豊田市、安城市、岡崎市を中心に狭い地域に絞らさせていただいています。不具合等生じた時にお電話等いただいたその日のうちに、一度お客様のお家にうかがうことができるようにしております。お客様が困っている時にすぐ対応できるようにと考えております。