高齢者住宅改修助成事業（豊田市）介護保険を利用したリフォーム工事　in豊田市竹元町

以前に工事をさせていただいた豊田市竹元町のお客様より、住宅の廊下やトイレ、階段などの手摺を取り付けたいと連絡がありました。お客様は６５歳以上でしたので、介護保険制度の住宅改修で助成金があることをお話ししました。お客様に地域包括支援センターへまず連絡して要介護認定・要支援認定（どの程度の介護が必要かを公的に判断するための審査・判定プロセスで、要介護認定を受けることで費用の一部を自己負担するだけで介護サービスを利用できるようになります）をしていただき、今回のリフォーム工事のご依頼をいただきました。（リンクは豊田市ホームページ）

豊田市　高齢者住宅改修助成事業　介護保険制度の住宅改修についてご説明します。

【　概要　】

①対象者　介護保険認定者の内、在宅で介護を受けている方

②住宅　①の対象者者の住民票上の住所と一致する市内の住宅

③対象工事金額　個人当り上限額　200,000円（上限に達するまで複数回利用できます）

④助成額　介護保険１割負担　180,000円まで

　　　　　介護保険２割負担　160,000円まで

　　　　　介護保険３割負担　140,000円まで

　＊介護保険自己負担割合に応じて1～3割の自己負担あり

⑤工事の内容　1　手すりの取付け

　　　　　　　2　段差の解消

　　　　　　　3　床材の変更（滑り防止・移動の円滑化）

　　　　　　　4　扉の取替え（開き戸→引き戸など）

　　　　　　　5　便器の取替え（和式→洋式）

　　　　　　　6　その他1～5に付帯して必要となる工事

【　申請手順　】

1.　担当ケアマネージャーまたは地域包括支援センターに相談

2．リフォーム業者・工務店を決め連絡する（豊田市の指定業者等はありません）

3．住宅を確認し、ケアマネージャー等に理由書を作成してもらい、工事内容を決める

4．施工業者に見積書（要内訳）、工事前後の見取り図（要住宅内の間取り）、写真（要日付）を用意する

5．介護保険課で工事着工前に事前確認をする（事前確認を受けずに行った工事は支給されません）

　事前確認後１０～１４日で結果を通知

6．工事着工

7．工事完了　日付入り写真を撮る

8．工事代金を施工業者に全額支払い　領収書をもらう　

9．必要書類　→　申請書、住宅改修が必要な理由書、見積書、工事前後の見取り図、工事前写真、領収書、工事後写真（必要に応じ住宅改修承諾書、委任状、請求内訳書）

　上記を持参し介護保険課へ申請する

10.　申請に問題がなければ、お客様に助成額が振り込まれます。

このお客様の場合、工事前後の見取り図や写真などの書類作成、豊田市役所福祉部介護保険課への届出を弊社で行わせていただきました。補助金申請のために必要なアドバイス、ご相談なども承っております。

この他に「豊田市すこやか住宅リフォーム助成事業」がありますので、ご覧ください。

また各市町村により申請の仕方が違いますので、お住まいの市町村のホームページなどでご確認ください。

どこの業者がいいのかわからないという方

何でも相談できる地元のリフォーム会社や地元の工務店をお勧めします。なぜならば出張料や調査費用は付き物ですが、比較的大手会社に比べ少額な場合が多いからです。

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雨漏りや色あせ、汚れなど気になることがありましたらご連絡ください。瓦・板金・コロニアルなどの材料でも大丈夫です。写真を付けた調査書を作成し説明いたします。建築してから全然見ていない屋根の上もゴミが溜まっていたら雨漏りの原因です。早く取り除くことをお勧めします。

【　エピソード　】

1.　先日豊田市内の友人から屋根の破風板が悪くなってきているので、見積のご依頼がありました。築50年ほどになる住宅でした。下から見ると屋根瓦自体はきれいでしたが、破風板の塗装が取れて傷んでいるように見えました。後日、はしごで屋根に上がらせてもらい、点検しましたところ、鬼瓦まわりのしっくい部分（鬼巻しっくい）が欠けて取れていたり、どいのしの土が出てしまったりしていました。この部分の漆喰の欠損は雨が吹き込むことがあるので雨漏りの心配があります。