コラム 「春はリフォーム・リノベーションがおすすめ2024～リフォーム時期の目安とお得な補助金～」
春はリフォームやリノベーションに適した季節です。
現在都築建設でもリフォーム工事（ユニットバスの取替、洗面化粧台の交換、子供部屋の間仕切り壁設置など）が現在進行中です。
昨年のコラム「春はリフォーム・リノベーションがおすすめ」でもご案内しましたが下記がリフォーム時期の目安表となります。
ご自身の今住んでいるお住まいは何年目でしょうか？
基本的なリフォームの時期の目安
| １０年～ | １５年～ | ２０年～ | |
水廻り キッチン 浴室 洗面室・トイレ 給湯機器 | ・水栓交換 ・内装（床・壁・天井）部分補修 ・システムバス点検・補修 ・パッキン・フロート弁交換（トイレ） ・キャビネット交換（洗面） ・給湯機器交換 | ・システムキッチン本体の交換 ・システムバス本体の交換 ・洗面台・トイレ本体交換 ・シャワーホース・パッキン交換 | ・水栓金具の交換（キッチン） ・システムバス点検・補修 ・パッキン・フロート弁交換（トイレ） |
内装 床・壁・天井 | ・クロス張替 ・畳表替え ・壁塗り直し | ・床の全面補修 ・断熱材補修 ・下地補修 | ・クロス張替 ・フローリングの張替 ・畳表替え ・壁塗り直し |
外装 外壁 屋根 玄関ドア・サッシ | ・外壁の塗替え ・目地（コーキング）タイル補修 ・スレート・セメント瓦の塗装塗替え ・瓦部分補修 ・玄関ドア・サッシ点検補修 | ・目地（コーキング）タイル補修 ・破風、軒天、雨戸、戸袋全体的な補修 ・瓦全体的補修 ・樋交換 | ・外壁の張替 ・全体の補修 ・瓦の葺き替え |
◆補助金
住宅省エネ2024キャンペーン
①先進窓リノベ2024事業
②子育てエコホーム支援事業
③給湯省エネ2024事業
2023年度「こどもエコ住まい支援事業」は2024年「子育てエコホーム支援事業」へと変更となります。
対象期間：2023年11月2日以降に対象工事に着手し2024年12月31日までに工事が完了するもの
交付申請期間：2024年3月中旬～予算上限に達するまで（遅くても2024年12月31日）
①先進窓リノベ事業2024
断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業（環境省）
先進的な断熱性能の窓やドアに交換するリフォームに対して、高い補助額で重点的に支援を行います。
断熱の面で熱の出入りが一番多いのが窓サッシです。すなわち断熱性の低い窓サッシでは寒い時は室内の熱が奪われ、暑い時は室外の熱を室内に入れてしまいます。
＊工事種類 ①ガラスを交換（既設窓を利用）
②内窓設置（既設窓の内側に新たな窓を設置）
③外窓交換（既設窓を取り除き新たな窓に交換）・カバー工法
④外窓交換・はつり工法
・住宅のドア（外に接する）改修を窓改修と同一契約内で断熱性能の高いドアに改修する場合に限り対象となります
＊補助金額 （抜粋）
| SSグレード 熱貫流率 Uw1.1以下 | Sグレード 熱貫流率 Uw1.5以下 | Aグレード 熱貫流率 Uw1.9以下 | |
| 大 2.8m²以上 | 112,000円 | 76,000円 | 48,000円 |
| 中 1.6m²以上2.8m²未満 | 68,000円 | 46,000円 | 29,000円 |
| 小極小 0.2m²以上1.6m²未満 | 52,000円 | 36,000円 | 23,000円 |
③外窓交換（カバー工法）
| SSグレード 熱貫流率 Uw1.1以下 | Sグレード 熱貫流率 Uw1.5以下 | Aグレード 熱貫流率 Uw1.9以下 | |
| 大 2.8m²以上 | 220,000円 | 163,000円 | 109,000円 |
| 中 1.6m²以上2.8m²未満 | 149,000円 | 110,000円 | 74,000円 |
| 小極小 0.2m²以上1.6m²未満 | 117,000円 | 87,000円 | 58,000円 |
- 1箇所あたりの補助額×施工箇所数の補助額となります。
- 複数の項目の性能を満たしている場合であっても重複して補助額を計上できません。
- 面積は外窓サッシ枠の枠外寸法
＊補助額5万円未満は申請できません
＊5万円～最大200万円/戸
内窓設置の場合、既設窓を触らないため工期が短く、サッシの大きさによっては補助金額が高いので作業工賃+αで工事が行えるので大変お得になっています。ぜひこの機会に夏涼しく、冬暖かい部屋・お家へのリフォームをお考えてみて下さい。
②子育てエコホーム支援事業（リフォームの場合）
子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能（ZEHレベル）を有する新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に対して支援することにより省エネ投資の下支えを行う。
A | ①開口部の断熱改修 | いずれか必須※1 | 補助額が合計5万円以上で補助対象※2 |
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修 | |||
③エコ住宅設備の設置 | |||
B | ④子育て対応改修 | Aと同時に行う場合のみ補助対象※1 | |
⑤防災性向上改修 | |||
⑥バリアフリー改修 | |||
⑦空気清浄機能 ・換気機能付きエアコンの設置 | |||
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入 |
※1例外として、経済産業省および環境省が実施する「先進的窓リノベ事業」または、経済産業省が実施する「給湯省エネ事業」において交付決定を受けている場合は、上記の①〜③のいずれかに該当する工事を含んでいるものとして取り扱います。
※2例外として、経済産業省および環境省が実施する「先進的窓リノベ事業」または、経済産業省が実施する「給湯省エネ事業」において交付決定を受けている場合は、この支援事業において申請する補助額の合計が２万円以上であれば補助対象となります。
＊補助額5万円未満は申請できません
＊補助額 リフォームの場合
子育て世帯・若者夫婦世帯
・既設住宅を購入しリフォームを行う場合 最大60万/戸
・長期優良住宅の認定（増築・改築）を受けるの場合 最大45万/戸
・上記以外のリフォームを行う場合 最大30万/戸
一般世帯
・長期優良住宅の認定（増築・改築）を受けるの場合 最大30万/戸
・上記以外のリフォームを行う場合 最大20万/戸
詳細は下記公式ホームページからご覧ください。
③給湯省エネ2024事業
特にCO2削減効果の高い高効率給湯器の設置に特化して重点的に支援を行います
【対象】対象機器を設置する住宅の所有者等である
申請区分 | 設置する住宅 | 補助対象者（共同事業者） |
|---|---|---|
購入・工事 | 新築注文住宅 | 住宅の建築主 |
新築分譲住宅 | 住宅の購入者 | |
既存住宅（リフォーム） | 工事発注者 | |
既存住宅（購入） | 住宅の購入者 |
・リースの場合もあります
＊補助金額
1．基準額
設置する給湯器 | 補助額（基本額） | 補助上限 |
| ヒートポンプ給湯器 （エコキュート） | 8万円／台 | 戸建住宅：いずれか2台まで 共同住宅等：いずれか1台まで |
|---|---|---|
| 電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機） | 10万円／台 | |
| 家庭用燃料電池（エネファーム） | 18万円／台 |
2. 性能加算額
3. 撤去加算額
上記の給湯器について、2.3の加算額を追加して最大20万円の補助額
詳細は下記公式ホームページからご覧ください。
公式ホームページ 先進的窓リノベ事業
◆まとめ◆
リフォーム時期の目安をご覧いただきましたが、実際立地場所や使用頻度などにより、目安時期は大幅に変わってきます。実際に大事が起きた時や故障などがリフォームのきっかけになる機会がほとんどだと思いますが、給湯器やシステムキッチンのコンロ等は使えない時期を最短に抑えるためにも故障前に交換することをお勧めします。
また、住宅のリフォームに関わる補助金を紹介いたしました。実際に重複して使用できない補助金や設備機器の選定など対象商品をピックアップして、補助金額の合計を算出します。補助金利用を考えていない場合でも、ご相談時に算出のみは可能ですのでご相談ください。また、どの補助金も予算到達した場合は打ち切りとなりますのでリフォーム工事、新築工事をお考えの方は早めにご連絡お願いします。
春のリフォーム相談会 2024年3月23日（土）
inパナソニックショール名古屋
予約制 ①10：00 ②13：00 ③15：00
詳しくは↑こちらから
都築建設の施工例（新築工事・リフォーム工事）はこちらからご覧ください。
