スキップフロアのある木の家 新築住宅進捗の様子1 in岡崎市 ~小さな工務店の家づくり~
岡崎市北部の『スキップフロアの木の家』が先月無事上棟しました。
地盤調査、地盤改良工事、基礎工事、そして建前までの様子をレポートいたします。
地盤調査はスウェーデン式サウンディング試験を行いました。住宅の四隅と重心の5点を調査します。この土地の結果は粘性土、その下に砂質土が堆積し、粘性土の地耐力不足とバランスが悪いということで地盤改良が必要となりました。
地盤改良は砕石を締め固めながら充填する柱状砕石補強体を造り支持力を強化させる方法です。この工法のメリットは撤去する際、コンクリート杭の場合は掘り出しさなければいけませんが、砕石はそのままで良いという点です。この物件では34本の砕石補強体を造りました。
地盤改良工事が終わり基礎工事が始まりました。写真は捨てコンクリート割栗を入れ転圧し防水シートを掛け、外型枠を立てたところです。なかなか大きく見えますよね。
瑕疵保証の調査機関により基礎配筋検査をしました。
基礎立上りのコンクリート打設が終わり、型枠を脱型して基礎工事が完了しました。
床下の給排水工事の配管を施工して通気を取るための基礎パッキンの上に土台(桧)を敷いたところです。給水はフレキシブル配管といい青が水、オレンジが湯が流れます。
断熱材を土台の間に敷き込みその上に構造用合板を張って、その後足場を組んで建前準備は完了です。
天気にも恵まれ、建前開始です。たくさんの大工さんが手伝いに来てくれました。まず1階柱を建てて梁で繋いでいきます。
2階梁組み。大工さんがクレーンで吊った梁を柱につなぎ合わせていきます。
約41坪の岡崎市スキップフロアーの木の家、無事に上棟しました。お施主様、棟梁、都築建設で今後の安全と無事完成することを祈願して上棟式を行い、大工さんにお施主様よりご挨拶いただきました。現在大工工事が順調に進んでいます。
地鎮祭の様子↓
インスタグラムやフェイスブックにて今後の工事の様子をストーリーなどで公開していきます。お楽しみに。
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