木の家新築住宅の地鎮祭 岡崎市 ~小さな工務店の家づくりの始まり~
2月吉日、岡崎市北部にて新築住宅の地鎮祭を行いました。午前中はあいにくの雨模様でしたのでテントを組みましたが、地鎮祭が執り行われる頃には雨が止み安堵しました。ただその後強風が吹き少し肌寒い中で、土地の購入前から現在まで防草シートを張ったままの状態で地鎮祭を行いました。
お客様との出会いは、お客様のお父様の店舗兼住宅を建てさせていただいたことからのご縁で、土地購入の段階からご相談をいただき、この土地ではどのような建物が建てることができるのか、用途地域や水道、ガス、道路などの土地調査をさしていただきました。
岡崎市北部の住宅街で利便性のいい土地でした。
地鎮祭は家の建築工事が始まる前に土地を守る神様にその土地を使用する許しを請い、工事の安全を祈願する儀式として昔から行われてきました。今回は少し細かく地鎮祭について説明しながら、当日の様子をご紹介します。
地鎮祭の日取りは日柄のいい日を2,3候補ほど選び、お客さんのご都合のいい日で決めていただきました。建物の中心となる場所を中心にして四方に青竹を立て、しめ縄で囲んで祭場をつくりました。そこに祭壇を南向きに組み、お客様に持ってきていただいたお供え物を陳列し、催事は始まりました。
お供え物は
清酒一升 | 「奉献」と書かれたのし紙をつけてもらいましょう |
お米一合 | 洗米を用意します |
水一合 | お供えや心身を清める手水などに使います |
塩一合 | お供えや敷地を清めるために使います |
海の幸 | 一般的に鯛(お頭付)を用意する方が多いようです |
山の幸 | 季節の旬な野菜や果物 |
地鎮祭の流れ
- 開会の儀
- お祓い
- 祭壇に神饌(しんせん)を供える
- 祝詞(のりと)をあげる
- 現場を祓い清める
- 地鎮の儀
- 玉串を祭壇に捧げる
- 神饌を下げ、神様にお帰りいただく
宮司さんの祝詞が響き渡り、粛々と執り行われました。途中、現場である土地の四隅を清め祓う「四方祓い」ではお客様と宮司さんでお酒と切麻散米(きりぬささんまい)という紙吹雪を蒔きました。風が吹いていたため紙吹雪がとてもきれいでした。
次に玉串を祭壇にお客様、ご両親、私たちと捧げ、この土地での工事の安全を祈願いたしました。そして神様に奉納した清酒を一人一人いただき、その後奉納した酒、水、米、塩をお客様、ご両親様で土地の四隅と中心に蒔き、無事に終了いたしました。雨降って地固まったと思っていただけるように、これからお客様のためにご希望に沿った家づくりを精一杯頑張らせていただきます。
今後は地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)を行い、まず地盤改良が必要なのか、どのような地盤改良がこの地盤では最適なのかを確定していきます。今後もホームページにてご覧ください。またインスタグラムのストーリーにて随時現場の様子をお届けします。ぜひご覧ください。
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