木の家新築住宅　M様邸（豊田市宝町）「子供と楽しむ家」完成しました

コロナ禍になり、早２年と４か月が過ぎました。この木の家はこのご時世だからできた間取りでもあります。なかなか材料の手配が難しく工期もオーバーしていただきましたが、お客様には色々とお願いなど快く聞いていただき大変感謝しております。

完成して何か月か経ちましたが、考えられた家事動線、帰宅動線のプランや子供と一緒に楽しく過ごせるリビングやファミリースペースをご覧ください。

外観は片流れの屋根、チャコールの金属サイディングに木調引戸の玄関でシンプルでシックに仕上がりました。

玄関からリビング入ってすぐにある階段。階段手摺が印象的です。横から見るとよくわかりますが、普通の階段は蹴込み板が踏み板の下に入り込みますが、この階段は踏み板と蹴込み板が垂直に収まり意匠的にもカッコよくできました。

リビングダイニングキッチンは一目で見渡せるつくりで、お子様がどこにいてもよく見えるように考えられています。またリビングダイニングと小上がり畳コーナーが一直線に並ぶ事によって広々とした空間を演出することができました。また、南側に掃き出し窓を設け太陽光を部屋に取り入れることによりとても明るく、冬は無垢の床材（WOODONE　ピノアース）が暖かい空気を溜め込んで、快適な部屋になっています。

小上がり畳コーナーの下は跳ね上げ式の大きな収納スペース、手前側は引出し式の収納になっています。畳コーナーの窓は夏の西陽を考え小さな横長窓を設けました。また、畳コーナーの壁紙、カーテン、システムキッチンの扉もネイビー色に統一、一空間が落ち着いた雰囲気になりました。

この家の特徴は、玄関からシューズクロークを抜けて、洗面所にすぐ入れる帰宅動線です。靴を脱いで荷物を置いたらすぐに手洗いうがいができるこのプランはお客様たっての希望でした。コロナ禍らしく、使いやすい間取りができ上りました。また、横広な鏡と木カウンターに２ボールの贅沢洗面、可動棚も両脇に配置した素敵な洗面所ができ上りました。

階段を上がると目の前のファミリースペースは家族で読書、勉強、仕事もできる多機能空間です。、勾配天井により空間は広く感じられる子供も大人も落ち着ける快適空間です。シナ合板の天井とカウンター材、可動棚、無垢フロアーの木の温かみを感じることができます。

８畳の寝室も屋根勾配なりの天井を張りショップラインの可動できるスポットライトがおしゃれな部屋となりました。壁１面のみをグレーの壁紙にし、アクセントとしました。扉の向こうにはハンガーパイプと棚のウォークインクローゼットとその奥に季節のものやひな人形などを入れる物置を設けました。

M様とは奥様が妊婦の時に出会いました。おうちづくりを悩みながらもご夫婦で楽しみながら、お子様の事を考えて素晴らしいお家ができました。M様がこの家をとても気に入っていただけて私たちもとても嬉しく思います。出産祝いに、手作りで名前と生まれた時の身長と体重を入れた身長計をプレゼントさせていただきました。これからお子様の成長と一緒に色づくフロアや窓枠、手摺にも愛着が湧いていくことと思います。アフター点検の時に○○ちゃんの成長を身長計で見せて下さいね。