コラム「新築住宅のハウスメーカー・工務店選び~たくさんの選択肢から何を選ぶ?~」
今年は梅雨入りが遅れ、豪雨が増えるとの予報の通り、6月末には九州地方や静岡県の大雨。予測できないような大雨・洪水が世界中で起こっているようです。都築建設の年3回発行している情報誌「KURASU」でも大雨への備えを特集しています。ご興味ある方は郵送いたしますので住所をメールから教えて下さい。
「新築住宅のハウスメーカー・工務店選び~たくさんの選択肢から何を選ぶ?~」と題してのコラムです。
現在の新築住宅を建てたいと考えた時にどんな家がいいのか?外観の形にこだわりたい、省エネ等級などの性能が一番重視したい、キッチンやユニットバス等を最新の多機能の物にしたいやお掃除の手間を省けるものにしたい、などなど優先ポイントをどこに置くか、総金額との兼ね合いはどうなのか、とても重要なことです。ご家族の中で迷ったり、時にはぶつかり合う事もあるかもしれません。
さてつい先日の話です。
このジメジメ時期に某金融機関さんが都築建設の近所のお宅にお伺いした時、
「玄関入ったらひんやりして涼しく感じました」とお伝えしたら、
「すぐそこの都築建設さんで建ててもらったよ」と聞かれて、自社に来た時に雨楽な家とはどんな家ですか?
と聞かれました。
その方これから新築住宅を建てるご予定があるとの事で私の説明をしっかり聞いていかれました。
先ほどの近所のお宅ですが、平成27年(約8年)に建築しました。おそらく玄関でお話ししていると思うのですが、玄関土間・ホールは木の腰板にしっくい塗りの壁に無垢の桧フロアー15mmの床、天井は和紙で仕上げてあります。無垢の木やしっくいは多湿時は吸湿し、冬の乾燥時には水分を吐き出すという調湿作用に優れた素材です。
壁の杉腰板(無垢)、しっくい、床の桧のフロアー(無垢材に自然塗料)は空気中の水分を吸って、この空間自体の湿度が低くなりひんやりと感じることができたと思います。このように、室内環境を最優先ポイントにする方も多くいらっしゃいます。
現在、新築住宅を建てる上でハウスメーカーや工務店では多種多様なアピールポイントを挙げています。
例えば大手ハウスメーカー積水ハウスさんでは、地震に対する安全性を高める地震動エネルギー吸収システムは、積水ハウス独自の技術。他に独自の多層構造をもつ「高耐久外壁」は、断熱性や強度など外壁に求められるさまざまな性能をハイレベルで満たします。安心の住まいをアピールしています。
その他で言えば住友林業さんは「夏を涼しく、冬を温かく住む」ことができる木造ならでは強みを生かしていること。高品質で丈夫な木材を使用することで、リフォームをしながら世代を超えて住み続けることができる住まいをアピールしています。
それ以外にも高性能の省エネ住宅や耐震を強化した住宅、デザインの良さ、ローコストを掲げるなどの工務店もあります。
このように各ハウスメーカーの特徴を把握し色々なシステムや営業さんの人となり、また工務店の特徴や携わる方々のお顔が見れればそれも選出ポイントに含みましょう。また、金額もお忘れなく。
そして、何をマイホーム作りの重要ポイントとしておくのか、第1,第2ぐらいご家族でよく話し合ってしっかりと決めておくと、ハウスメーカーや工務店選びがスムーズに進んで行くのではないでしょうか。私達がご対応したお客様の中でもご家族の意見がまとまっていたご家族はスムーズにお話が進んで行きました。
我が社の特徴はといいますと
・自然素材 しっくい壁、無垢の床材や壁、天井材・4寸(120mm)無垢柱
・こだわりの職人技(大工、左官、内装などなど)
・建築本体工事 価格 坪80万~ (参考 大手木質ハウスメーカー 坪100万)
・初回打合せから、設計、建築施工、引渡しまでほぼ1人が担当
・施工地区を近隣に絞り、急なトラブルにも出来るだけその日に対応
コラム「木の家が素晴らしい理由は何?~木造住宅・住宅の木質化のすすめ~」はこちら↓
そして一番参考になるのは建築したお客様のお話しだと思いますので事例と声よりご覧ください。
雨楽な家 漆喰壁と大きな玄関土間、桧材を使った無垢の床や漆喰の壁、梁・柱、廊下を作らず大空間のリビングなど開放的な間取りが特徴的です。その他お聞きしたいことがありましたら下記問い合わせよりどうぞ。
現在豊田市にて新モデルハウスを建築中です。
自社インスタグラムにて多数施工例や建築現場の様子も載せています。