見違えた事務所へリノベーション工事【岡崎市若松町 会社事務所】
岡崎市の国道248号線沿い、岡崎市南公園前に以前お寿司屋さんだった築37年になる建物を「会社事務所としてリノベーション工事してほしい」と、ある企業様から相談を受けました。外観も内観も純和風のこの建物を現代的にし、1階は事務所として、2階は会議ができる大広間にリノベーションしたいとのことでした。
外観工事は外壁は既存の壁にガルバリウム鋼板を2色にて張り重ね、屋根は既存の古瓦を下ろしてガルバリウム鋼板にて葺き替えました。そして道路側の中窓にアルミ格子を付けて目隠しをしました。また軒裏の木板が傷んでいたため、ケイカル板を張り塗装しました。
内観は内装をすべて解体し、鉄鋼の骨組みだけにしてから大工工事が始まりました。1階はもともと広々とした間取りだったので、そこを玄関スペース、事務所、社長室、給湯室等に間仕切り、内装工事をして、照明器具、トイレやシステムキッチンなどの住宅設備機器を取り付けて仕上がりました。また玄関ポーチから土間までの黒色の石タイルはそのまま使用しました。
2階の床部分は畳の大広間だったのを長尺シートで仕上げ、一段高くなった小上がり部分をタイルカーペット(絨毯のような物)で仕上げました。既存の天井も解体して新しく天井組みし、クロスを張りました。特注の間仕切りパネルは収納ができる優れものです。収納建具と色をそろえて統一感のある部屋となりました。新しく会議室として生まれ変わったこの部屋に机やいすが入るのが楽しみです。