通り土間に薪ストーブがある家【豊田市上丘町K様邸】
■ 建築地 : 豊田市上丘町
■ 構造規模: 木造二階建て
■ 延床面積: 169.11㎡(51.14坪)
K様のご両親が豊田市上丘町の完成見学会にお越しいただき、色々なハウスメーカーを見学されてから弊社モデルハウスに来場、大工さんの建てる木の家をとても気に入り、新築住宅を建てさせていただきました。
クリーム色の外壁1色に玄関、ベランダの柱やサッシ枠、玄関扉は濃い色の配色を持ってくることにより引き締まった外観となりました。前面道路との高低差があることから、玄関まで階段で登るアプローチとなりました。
この家の一番のこだわりは12畳の通り抜けの土間です。またご実家で薪ストーブを使用していたため、その暖かさや良さから薪ストーブを設置したことです。
薪ストーブはブロックレンガで囲い、重厚感ある空間となりました。玄関とは逆側には扉を付け、横屋へ繋がるようになっています。そして土間には玄関の収納だけではなく、自転車やアウトドア用品の手入れ、子供のボールや外遊び道具などが入る収納力を備えました。また、土間から直接キッチンに入る扉があり、買い物やゴミ出しなどはとても便利です。
リビングダイニングは造り付のキッチンカウンターとテレビ収納が目を引きます。白いしっくいの壁にはテレビスペースの板張りや飾り棚がアクセントとなっています。
リビングの奥には6畳の和室が二間続きで配置され、無垢板を天板とした地袋、観音開きの木製建具
が並び、シンプルなモダン和室ができました。
2階の寝室から入る3畳の書斎には大容量の本棚(本や入れる物に合わせて高さを調節できる可動棚)と、
造り付けのテーブルを配し、ご主人様のプライベートルームができました。主寝室には杉板の腰壁と
勾配天井の板張りがマッチし、造り付けの机を設置しました。床の小扉を開けると1階の土間につな
がっておりストーブで暖められた空気が直接2階部分へ入るようになっています。
子供部屋はお二人のお子様が小さかったため、将来間仕切ることができるように入口を2カ所設け、壁は多少の傷が付いてもいいように杉板の腰壁を設置しました。しっくい壁には画びょうが射せないためコルクの掲示板を一カ所ずつ作りました。
お客様のご希望を聞き、それによりメリットとデメリットがあることを打合せの段階でお話することによりお客様の納得した家づくりができ、うれしく思いました。