新型コロナ影響下での街の工務店とハウスメーカーの違い

 

マイホームtest

8月に入り暑い日が続きますね。毎日東京オリンピックに一喜一憂し、選手たちの素晴らしいパフォーマンスに感動しています。しかし、コロナ感染者は日に日に増え、ここ愛知県にもいつ緊急事態宣言が出るのかと思っている今日この頃です。

新築住宅を建てたいと思ったときに、まずはどのようなことをしますか?

地元のビルダーや工務店さんのサイトを端から読みますか?ハウスメーカーさんのたくさんあるハウジングセンターにとりあえず見学に行きますか?知り合いやご親戚に建てた新築住宅の情報を聞きますか?

ある新築住宅のお客様の実際にあった話をご紹介します。

先日新築住宅の建築を考えている方からメールをいただきました。最初は「このぐらいの家だと費用はどれくらいかかりますか?」というような内容でした。そのお答にはお客様によりご希望が大きく変わるため一概には申し上げられませんが、実際に当社で建築させていただいたお客様を例に上げてお答しました。そして実際に会う日時の決定まではほんの数回ほどのメールのやり取りで、時間にすると半日ほどでした。

住宅用地・土地

その方は不動産屋さんで土地をほぼ決められて、その土地に合う建物を直接打合せをすることなく大手ハウスメーカーさん(おそらく不動産会社からの紹介)に図面・概算見積もりを出してもらったようです。お客様は提案された同じような外観の家が近所にたくさん建たっているので、違うタイプのものがご希望で当社にお問合せいただきました。

無垢のフロアー材と漆喰が気になるということでしたので、密にならないようにお客さまお一人と社長の二人で豊田市松平にある『雨楽な家爽』のモデルハウスを見学していただき(現在モデルハウスは売却し見学できません)、実際に土地を確認しご希望を入れ込んだプランを作成してお届けすることになりました。

豊田市松平のモデルハウス雨楽な家爽

雨楽な家 爽

そこで参考にハウスメーカーさんの図面・概算見積もりを見せていただきました。

するとびっくり!!ざっと計算して建築本体(2階建て)で坪85万ほど。どんな素晴らしいオプションが付いているかはわかりませんが、このような見積もりを出しちゃうの!?と。ハウスメーカーが悪いとはいいません。そのネイムバリューから信頼度、保証などはもちろん小さな工務店には勝てませんから。でもお客様のため少しでも広いリビングや、収納を大きくとかできなかったのかなと私は思ってしまいました。構造が木造の場合にはその土地を最大に活用できるフレキシブルなスパンにすることができますが、軽量鉄骨(このハウスメーカー)の場合モジュール(規格)があり、その土地にあった大きさにできないということもあるでしょう。そして、この時期なのでハウジングセンターへは不特定多数の方が行くので行きにくく、実際の建物は見ることもできず打合せもままならなかったとは思います。

豊田市木の家工務店都築建設の住まいのバスツアーの様子

このようにお客様の顔を全く見ないで、プランニングをすることは当社ではちょっとできません。お客様と顔を見てお話しする中で、お客様の望んでいることや好みではないことなどが見えてくるからです。このような時ですので家族全員で打合せにご参加いただくことは難しいことかもしれませんが、できるだけ住む方の想いをプランや住宅の機能に組込みたいと思っているからです。もちろん予算の関係もありますので、そこで優先順位を付けてできることとできないことをお客様と一緒に見極めていきたいと思います。

豊田市の木の家工務店都築建設の施工例 豊田市注文住宅のご相談は豊田市都築建設へ